皮膚のターンオーバー
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層から構成されています。表皮は角質層、透明層、顕粒層、有縁層、基底層からなっていますが、透明層は手のひらと足の裏にしかありません。
この内、新しい細胞を作り出しているのが表皮の一番下にある基底層です。
基底層で作り出された細胞は新しい細胞に押し上げられるようにして、皮膚表面に向かって移動します。角質層まで押し上げられた細胞はやがて、薄い角片となってはがれ落ちます。
このように、表皮は新陳代謝により、常に新しい細胞に入れ替わっています。
このような動作を皮膚のターンオーバー、または角化といいます。
基底層で作られた新しい細胞が角質層まで移動するのに約2週間、それから角片となりはがれ落ちるまでに約2週間かかります。
つまり、皮膚のターンオーバーは約4週間で行われるのです。
このターンオーバーの周期が崩れてしまうと、肌の内部バランスも崩れてしまいます。そして、ターンオーバーの乱れを招く原因は栄養不良、紫外線、ストレス、老化などです。
ところで、潤いや弾力のある若々しい肌は、真皮と深い関わりがあります。
真皮はコラーゲンやヒアルロン酸といった、肌の弾力やハリに関係する成分で構成されており、この真皮が肌の形成において重要な役割を果たしているのです。
なお、真皮の下の皮下組織は皮下脂肪組織とも呼ばれるように、脂肪を蓄えるところです。女性らしい丸みを帯びた体型は皮膚の最下層の皮下組織が発達することで実現します。
また、適度な脂肪を蓄えることで体を保温するという重要な役割も果たしています。