甘いものはどう?
「甘いものを食べるとにきびができる」とよく言いますよね。
一般的にチョコレートやケーキなど、甘いお菓子はにきびの大敵と考えられています。また、糖分や炭水化物をとり過ぎると既にできているにきびを悪化させてしまうとも言われています。
しかし、これは不確かな情報であると推測できます。
まず、にきびは皮脂腺から出た皮脂が毛穴に詰まってしまい、そこに細菌が繁殖するためにできるものです。それに、にきびができるには大量の皮脂が必要です。
皮脂腺はその大量の皮脂を取り込むためにどんどん増殖し、通常の何10倍もの大きさに膨れます。
しかし、その時に血液中の脂肪は取り込まないのです。
つまり、血中の脂肪はにきびには関係がないのです。
医学的にも、チョコレートを食べることと、にきびの悪化は無関係であることが証明されています。
また、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、にきびと食事とを関係づける科学的証拠はないとの見解を示しています。
ただ、「チョコレートを食べすぎるとにきびができやすい」「ピーナツを食べたら、にきびが増えた」というような経験のある人は、そのような体質なのかもしれません。
なので、にきび予防のためだけでなく、健康のためにもチョコレートやピーナッツの食べすぎは念のため避けるようにしましょう。
また、皮脂腺を刺激して皮脂分泌を過剰にすると言われているアーモンドやくるみなどのナッツ類、カレーなどに使われる香辛料、スパイシーなエスニック料理、コーヒーなどの刺激物の過剰摂取も注意してください。これらの食べ物の過剰摂取は、にきびだけでなくお肌全体によくありません。
なので、にきびを改善したいのであれば、食に対する意識を変える必要があります。
ただ、にきびにあまり良くないものでも、それが好物であったり、食べないでいるとストレスが溜まってしまいます。ストレスが溜まる方が確実ににきびに悪影響ですので、食べるのであれば、皮脂分泌が減り、肌がちょうど安定する生理後をお勧めします。