にきび発生には個人差がある

にきびは青春のシンボルと言いますが、思春期に全員がにきびに悩まされるわけではありません。一生にきびと縁のない人、すぐに綺麗に治ってしまう人も中にはいます。それに対し、にきびが治ってもすぐに再発してしまうという人ももちろんいます。

このように、にきび発生には個人差があるのです。

ではなぜ、にきびのできやすい人とできにくい人がいるのでしょうか?それは、皮脂分泌やホルモンバランス、ターンオーバーなどが違うからです。

例えば、一時的にホルモンバランスが崩れても、皮膚のターンオーバーなどが正常に行われていれば、必ずしもにきびができるわけではありません。

反対に、ホルモンバランスがちょっと崩れただけでも、ターンオーバーが速すぎたり遅すぎたり、また角質がはがれにくいとい条件が重なれば、にきびができやすくなります。

にきびのできる発端は、角質が異常増殖して厚くなることです。

女性は生理の前後、誰でも毛穴の角質が厚くなります。しかし、その厚くなる程度には個人差があり、厚くなりやすい遺伝的要因があると考えられます。

皮膚は基底層の細胞が分裂しながら角質層まで上がっていくのですが、細胞は上がるにつれ殼だけの状態になり、角質層にとどまります。そして、最終的に垢となってはがれ落ちるのですが、この時、角質のはがれやすさにも個人差があります。その違いは、角質の接着力の差です。

角質のメカニズムは非常に複雑で、まだ解明されていません。はがれにくい接着因子をもった人は、はがれにくい接着因子を持った人に比べ、異常角化をおこしやすく、にきびもできやすいです。